こんにちは、あいまあ(@aimaa_blog)です。
当ブログでは投資を推奨していますが、未経験者からすれば「色々ミスしたり大損しそうで怖い」と感じると思います(気持ちわかります)。
投資を始めたばかりのタイミングで色々とミスはしてしまうのは仕方のない事です。
そしてそのミスを2度としないように学んでコツコツと資産形成していくわけです。
今回は私たちも投資を始めたばかりの時に実際にしてしまった”あるミス”の内容をお伝えしますので、投資初心者が同じミスをしないようにして欲しいです。
そのミスというのが、投資信託の「eMAXISシリーズ」を購入するのがオススメと知り「eMAXIS」を購入してしまうです。
まだ投資してない人や投資初心者はこう思いますよね?
何がいけないかというと、「eMAXISシリーズ」は「eMAXIS」だけではなく他にもあるということです。
どういう意味か分からない人もいるとは思いますが今は大丈夫です。最後まで見てもらえればある程度は解決しますし、このミスというのが投資初心者がやりがちなものだと思いました。
これから投資を始める方向けに「eMAXISシリーズ」全体の解説とそれぞれの詳細を公式HPを基に解説します。
目次
eMAXISシリーズとは?

「幅広い品揃え」の三菱UFJ国際投信が展開しているノーロードのインデックスファンド
- ノーロード:販売手数料なし
- インデックスファンド:日本でいう日経平均やTOPIXなどの指数に連動したファンド
管理費用(信託報酬)は0.1%〜0.9%程 ※eMAXISシリーズの場合
国内、先進国、新興国、株式、債券、REIT、バランスファンド、コモディティ、先端技術系など多様なラインナップになっています。
ラインナップを見る限り買いたいと思う商品は一通り揃っています。


2021年1月時点ではシリーズ合計純資産残高が1兆円を突破!


1年後の2022年1月時点ではシリーズ合計純資産残高が2.6兆円に迫る!


さらに1年経った2023年1月時点ではシリーズ合計純資産残高が4兆円に迫る!
このグラフを見ると2021年からの2年間では1次関数(y=ax+b)的な増え方をしていて、恐らくコロナ禍で投資への関心が高まった事が考えられます。
少し脱線しましたが『eMAXISシリーズ』といっても色々あり、
eMAXIS、eMAXISプラス、eMAXIS Slim、eMAXIS Neoの4種類あります。
それぞれの特徴を1つずつ説明していきます。
eMAXIS
- eMAXISとは「資産運用のベーシック・ツール」
- 主要資産に投資を行い長期運用にふさわしいラインナップ
- まずはここから始めてみませんか?
引用:三菱UFJ国際投信HP

まずはここから始めてみませんか?というだけあって商品は充実しています。
購入したいと思う投資信託がこの中に必ずあります。
管理費用(信託報酬):0.33%〜0.66%

ラインナップは申し分ないですが、管理費用が0.2%超えていたら警戒しているのでオススメはしないです。
eMAXISプラス
- eMAXISプラスとは「資産運用のステップアップ・ツール」
- 組み合わせることでその魅力の発揮が期待されるラインナップ
- 資産形成の次のステップとしてスパイスを効かせてみませんか?
引用:三菱UFJ国際投信HP
現在はコモディティしかないですが、この文言はこれからラインナップが増える感じかなと思いました。しかし何年経っても増えない上に2022年6月をピークに純資産総額が減少しているのを見ると、eMAXISプラス自体が消滅する可能性もありそうです。
管理費用(信託報酬):0.9%

1種類しかない上に管理費用が0.9%は高いので論外です。
これは不要なスパイスかなと思います。
「スパイスならなんでもかければOK」ではないので。
eMAXIS Slim
- eMAXIS Slimとは「とことんコストにこだわった資産形成ツール」
引用:三菱UFJ国際投信HP

とことんコストにこだわっているだけあって、管理費用はほとんど0.2%以下です。
ラインナップ的にはeMAXISの商品をもう少し簡単(大雑把)にしている感じです。
ただ十分にカバーできる内容になっていると思います。
管理費用(信託報酬):0.0968%〜0.22%

eMAXISでいいなと思った商品はSlimの方にもほぼ同類の商品があります。
現時点ではSlimだけ購入しておけば大丈夫だと考えています。
eMAXIS Neo
- 投資のインフラに”革新”をプラス
引用:三菱UFJ国際投信HP

いかにも今伸びていたり、これからきそうな分野ばかりで魅力を感じますね。
先端技術に可能性を感じる方向けに作られたようですね。さらにシリーズの中で唯一商品が追加され続けています。
シリーズの中では最も新しい商品になり、2022年1月までの1年間で”クリーンテック”と”電気自動車”が追加されています。2023年1月までの1年間で”コミュニケーションDX”と”水素エコノミー”が追加されています。
9種類の商品の管理費用が一律0.792%でシリーズ内では高めの設定です。
管理費用(信託報酬):0.792%

いわゆるテーマ型の投資信託です。
この手の投資信託はどれだけ魅力に感じていても買うのはNGです。
例えばウェアラブルは色々な分野に活かされていて分散されています。(ヘルスケア、ハードウェア、耐久消費財、半導体など)
しかし分野が多岐に渡っていてもウェアラブル技術の衰退が起こった場合、全ての分野でウェアラブル技術が不要になる可能性があります。
結局は投資の基本である分散投資になっていないことになります。

もしこの商品群を分散できていると思っている場合、分散投資の意味を再度確認しましょう。
eMAXISシリーズ4種類のまとめて比較
ここまで全4種類をそれぞれ解説してきましたが、1つずつだとわかりにくいので表でまとめました。

- eMAXISはベーシック・ツールなだけあり1番豊富
- 最も大事な管理費用はeMAXIS Slimが最安
- 購入手数料は全てなし
eMAXISシリーズはどう購入するのがベスト?
- eMAXIS Slimから欲しい商品を購入する
- もしSlimの中にない商品があればeMAXISから購入する(NYダウ・NASDAQ100・日経中小型などの細かいインデックスファンド、新興国債券、新興国REITなど)
- Slimで完結するように組みたい
- つみたてNISAならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)かeMAXIS Slim全世界株式のどちらか1つでもOK!
※(おまけ)私たちがしたミス

投資を始めたばかりの時にYouTubeやブログなどで勉強していて、まずはつみたてNISAをやりましょうという方が多かったです。
じゃあつみたてNISAでは何を積立購入するのか?という疑問には、投資信託ならeMAXISを買っておけば間違いないという話を聞きました。
まずは行動ということで早速買ったのが、eMAXIS日経225インデックスとeMAXIS新興国株式でした。
妻もeMAXISの投資信託にしていました。
でもさらにわかってくると以下のことに気づきました。
- 管理費用が0.4%以上は高いこと
- eMAXIS Slimにほぼ同じ商品があること
- 国内株式より米国・先進国株式の方が経済規模が大きくて分散投資にいいこと
購入した投資信託を売却(つみたてNISA内での売却はオススメしません)して、Slimで購入し直しました。
正直検索すると名前が紛らわしいので最初は特にしっかり確認して購入するようにしましょうね!



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