こんにちは、あいまあ(@aimaa_blog)です。
5月13日に楽天モバイルから新プラン(Rakuten UN-LIMIT VII)の発表がありました。VIに引き続きシンプルなワンプランになっていて7月1日にスタート予定です。

すべての人に最適なワンプラン!
これを謳っていて実際分かりやすいですが、今回の発表は大きな話題になっています。

上図はもともとRakuten UN-LIMIT VIの1回線目(左)と2回線目以降(右)プラン表ですが、新しいVIIプランはVIの2回線目以降のプランと同じものです。
このプランの最大のメリットは自分でデータ利用量を調整して利用料金を決められる事です。
ただしここで言うデータ利用量というのはデータ高速/低速モードに関わらずです。
人口カバー率97%まできていますが”楽天回線エリア”以外でのデータ高速モード利用については月5GBまでになっており、アプリでの高速/低速モードの使い分けが大切になってきます。
関連記事:【簡単】アプリ”my 楽天モバイル”で高速データ通信ON/OFFを使いこなそう!
少し脱線しましたがdocomo、au、SoftBankの3大キャリアがそれぞれ提供している格安プランが楽天モバイルと近い価格帯になっています。

その中で結局どれが1番いいの?
こんな人のために4プランの比較をしてみましたのでご覧ください。
- 同じデータ利用量なら楽天モバイルが1番安い
- ahamoはバランスが良い
- povoは他3プランに劣っている
- 通信品質は楽天モバイルの1人負け
目次
格安プランの概要

当時の政府方針(菅総理)で”携帯料金の引き下げ”を行った結果、2020年12月にdocomoから”ahamo”という格安プランが発表されたのを皮切りにauから”povo”、SoftBankから”LINEMO”が次々と発表されました。
3プランともに…
- テータ利用量が月20GBで3000円弱の価格帯
- 通信は従来プランと同等の品質を維持
それにより発表当時は楽天モバイルや格安SIM各社の優位性が無くなったのではないかとの見解もありましたが、特に楽天モバイルは踏ん張った形になっています。
関連記事:docomo新料金プラン”ahamo”により楽天モバイルはオワコンなのか?についての見解を伝えます!

1ヶ月で20GBってどんな使い方のイメージ?
自宅にWi-Fiがあり外では動画を1日平均1時間程度視聴する場合は1ヶ月で15GB前後の利用量になり20GB以下で収まります。
ですので動画視聴なら1ヶ月で40時間程度が目安かなと思います。

私は毎月大体15GBくらいのデータ利用量です。
プロ野球シーズンはDAZN利用で40GBくらいなので、楽天モバイルでないとやばい。
特にデータ利用量が月20GBまでに収まるユーザーにとっては4プランが甲乙つけ難い状態になっています。
格安4プランの比較
実際どのくらいプラン内容が似ていて、どこが違うのかを比較してみる事で自分に最適なプランが見つかると思い比較表を作ってみました。

- ※1 料金はデータ容量20GB/月の時
- ※2 20GBトッピング(30日間)
- ※3 5分以内国内通話かけ放題:550円/月、無制限国内通話かけ放題1650円/月
- ※4 (LINEMO契約1年後まで)5分以内国内通話が無料、無制限国内通話が1100円/月
LINEMO契約1年後から5分以内国内通話が550円/月、無制限国内通話が1650円/月とそれぞれ月額で550円ずつ上がります。
ではこの比較表をもとにもう少しわかることを深堀りします。
4プラン比較でわかること
プラン比較表を上から順番に見てわかることは以下の通りです。
- 料金は楽天モバイルの一人勝ち
- 事務手数料は4社ともに無料
- 申し込み方は基本的にオンラインのみ
- 国内通話は楽天モバイルとahamoのみ初期から無料通話が可能
- 通信量超過後はpovoのみ劣る
- 現状では通信(通話)品質は楽天モバイルのみ劣る

楽天モバイルのみ店舗での申し込みが可能ですが、店舗自体がまだ少ないです。
以上のことから個人的見解を以下にまとめました。
- 品質は多少目を瞑るから1円でも安くしたい…楽天モバイル
- 高品質+無料通話込で最安…ahamo
- 高品質+無料通話はLINEでOK…LINEMO
とにかく安くしたいなら楽天モバイル
プラン選びで最優先なのは”料金”という人は楽天モバイルがオススメ!
料金が最優先の人は品質などは多少劣っていても我慢できるはず。
専用アプリでの通話品質は無料なだけあって他3社にまだまだ劣る部分は否めないですが、日々改善されており個人差はありますがストレスがないユーザーも増えていますし、固定電話への専用アプリ経由の電話もだいぶ改善されてきています。(2022年5月現在)
通信量については『使った分だけ』で1GB/月以下ならずっと無料(2022年6月まで)3GB/月以下なら税込1078円、20GB/月以下でも他3社より安いので安さ重視なら楽天モバイル一択です!

私たちも楽天モバイルを使っています!
- 頻繁に電話をしない
- ほとんどLINE通話でカバーできる
- たまにある固定電話への通話を無料でしたい
- 安ければ通信品質が少し悪くてもOK
月の通信量が1GB以下
\\全ての人に最適なワンプラン//
バランス型のahamo
4社が甲乙つけ難いプランで迷っている人がとりあえず選ぶならコレ!
楽天モバイルを除く3大キャリアの従来プランからの変更になると「最も気になるのが通信品質」の人も多いと思います。
その点についてahamoはdocomo回線ですので問題なしです。
普段は電話をしないという人でも時々電話せざるを得ない状況がある場合に5分以内なら国内通話が無料というのがありがたいですね。
5分の無料通話込でなら楽天モバイルに次いで安いのも魅力です。

正直な話、今後の楽天モバイル次第ではahamoへの乗り換えも十分に検討の余地ありです!
- 短時間の電話は時々する
- ほとんどLINE通話でカバーできる
- 通話品質が高い方がいい
- 通信品質も高い方がいい
- 月の通信量は20GB以下だがそこそこ使う
\\公式HPはこちらから//
電話は全てLINE通話で済ませられるならLINEMO
電話する相手が全てLINEユーザーで固定電話などに一切電話しない人ならLINEMOが有力です。
LINEMOと断言しないのは、5分以内の国内通話無料サービスを追加しない場合のみahamoより250円程月々の料金が安くなるからです。
細かい金額の話なので再度比較表を載せておきます。

- ※1 料金はデータ容量20GB/月の時
- ※2 20GBトッピング(30日間)
- ※3 5分以内国内通話かけ放題:550円/月、無制限国内通話かけ放題1650円/月
- ※4 (LINEMO契約1年後まで)5分以内国内通話が無料、無制限国内通話が1100円/月
最初の1年間は5分以内の国内通話が無料で付けられるため同条件でもahamoより250円程安いですが、契約1年後以降は無料通話を付けたままだとahamoより月々300円程高くなってしまいます。
最初の1年は普通に電話をしてその後はLINE通話のみにするのは、1年後に無料通話のオプションを外す手続きをする手間があり忘れる可能性も十分にあるためオススメ出来ません。
そのためもともと『電話はLINE通話のみの人』しかメリットがないように感じます。
- 電話はLINE通話のみ
- 通信品質が高い方がいい
- 月の通信量は20GB以下だがそこそこ使う
povoはどのタイプの人にもオススメ出来ない
ここまで楽天モバイル・ahamo・LINEMOの3プランについてオススメ出来るユーザーをピックアップしました。

じゃあpovoはどうなの?

povoが1番プランとして合ってる人がいないですね。
これはどういうことか?
ユーザーが気になる主な6項目を比較した表を3度目ですがもう1度載せます。

- ※1 料金はデータ容量20GB/月の時
- ※2 20GBトッピング(30日間)
- ※3 5分以内国内通話かけ放題:550円/月、無制限国内通話かけ放題1650円/月
- ※4 (LINEMO契約1年後まで)5分以内国内通話が無料、無制限国内通話が1100円/月
どの項目で比較しても『povoだけが他3プランより優れている点』が1つもありません。
- 料金は楽天モバイルより高い
- 国内通話は楽天モバイルor ahamoで十分
- 通信量超過後の最大速度はpovoだけ劣っている
- 通信品質はahamo&LINEMOと同等で突出していない
トッピングというプラン体系がややこしい
povoだけまっさらな状態から自分の好きなプランだけトッピングしていく形になっています。
- 良く言えば『好きなものだけ付けられる』
- 悪く言えば『ユーザーに丸投げ』
なので従来プランから格安プランに変更することさえ手間と考えている人にとっては煩わしいだけです。
トッピングしないという選択肢について

上記の通りpovoは基本料0円で何もトッピングをしないと無料で使えるというプランです。
これは一見お得な感じがしますがいくつか落とし穴がありますので整理します。
- 国内通話は通常料金が発生
- 通信速度が最大128kbps
- 180日以上有料トッピングをしないと利用停止・契約解除
国内通話に関してはLINEMOも同様です。
通信速度には大きな差がついています。(povo:128kbps、その他1Mbps)
※トッピングしていない時の通信速度はデータ通信量超過後の速度と同じ
180日以上0円のままだと使えなくなってしまいますので、約半年に1回は必ず有料トッピングをしないといけないです。
調べたところ最安の有料トッピングは『smash 使い放題パック(24時間)』220円(税込)/回でした。

必要のないユーザーにとっては無駄金な上に半年に1回トッピングをする手間があります。
さらにトッピングが不要なユーザーは普段ほとんど使わない層だと考えられるので半年に1回のトッピングを忘れる可能性大です。
以上のことから総合的にみてもpovoをオススメ出来る要素が残念ながらありません。
まとめ

ここまで4社の格安プランを比較してきましたので、伝えたい内容をまとめてみました。
- データ通信量が月20GB以下のユーザー向けプランでの比較
- とにかく安くしたいなら楽天モバイル
- どれか迷うならahamo
- 電話が全てLINEならLINEMOが有力
- povoはどのユーザーにもオススメできない
- povoはどうやってもややこしくてメリットなし

じゃあ結局どれがオススメなの?

料金なら楽天モバイル!通信・通話品質を落としたくないならahamo!
LINEMOとpovoは選択肢に入れると悩むので考えなくてもOKです。
私は楽天モバイルを使っていますが、人にオススメ出来るレベルの品質にはなっています。
\\全ての人に最適なワンプラン//
もしそれも不安であればahamoでOKです。
\\公式HPはこちらから//
どちらに変更したとしても月々のスマホ料金を大幅に下げる事が最大の目的であり、すぐにでも手続きをする事に意味があります。
ぜひこの機会に重い腰を上げてみてはどうでしょうか?

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